西武菊池雄星投手が無傷の5連勝を決めた。ストライク先行で持ち味のスライダーを効果的に使い、6回を3安打無四球の無失点。次回、中5日での登板を考慮され71球で交代したが、三塁を踏ませない危なげない投球をみせた。

 開幕投手を務めての5戦5勝は球団新記録。「前回、前々回と5点を取られて、今日は自分の投球をしようと思った。先頭打者を出さないことと、四球でランナーをためないように心掛けました」と振り返った。

 楽天戦は2016年から自身13連勝。チームの開幕からの本拠地連勝記録も10とし、球団記録を更新した。打線の援護に感謝した左腕は「9連戦、全試合勝つつもりでいます。僕は(この試合を含め)2試合しか投げませんが頑張ります」と、お立ち台で力強く誓った。