阪神北條が決めた鮮やかなエンドランも逆襲の口火になった。

 2点を追う3回1死一塁。1ボールからの2球目で敢行すると、痛烈に引っ張って三遊間を破った。一、三塁に好機を拡大し、福留の中犠飛を呼んだ。金本監督は「若い選手が決めたのをしっかり生かしてくれる犠牲フライだったので本当に最低限ですけど、大きな意味を持つ1点。何より北條を褒めてあげたい」と評価した。16試合連続出塁と好調の北條も「この前、空振りしているし、いい形になって良かった」と話した。