今季限りでの現役引退を発表したロッテ大隣憲司投手について、25日、ソフトバンクの元チームメートが思いを語った。

同学年で06年ドラフト同期入団の長谷川勇は「難病から戻ってきたときのインパクトが強いですね。頼もしいピッチャーでした」。また、同じく06年ドラフト入団の高谷は、大隣が7連勝するなど12勝を挙げた12年シーズンを振り返り「一緒にマスクをかぶらせてもらっていたので、一緒に勝ちを積み重ねてきたという思いだった。本人の頑張りが一番ですけど、同期で一緒に頑張ってきた」。

大隣は13年に黄色靱帯(じんたい)骨化症と診断され、手術を経て14年に復帰した。高谷は「病気に対して暗いところを見せなかった。逃げ出したい気持ちもあったと思いますが、明るい姿を見せていた。そういうやつの分まで、1年でも長くやれればと思います」と話した。