日本ハム上沢直之投手(24)が、まさかの大量失点でKOされた。

1点先制の援護を受けて、迎えた1回。先頭上林に左越え二塁打を許すと、四球も絡み無死満塁。レギュラーシーズン18打数2安打に封じていた柳田に、初球141キロを捉えられ右前適時打で同点とされた。なお無死満塁、デスパイネに痛恨の右越え満塁弾浴びた。立て直したかに見えた3回には、伏兵甲斐に右越え2ランを献上。チーム勝ち頭11勝のエースが3回9安打7失点で降板した。

今季は対ソフトバンクに6戦4勝、防御率2・20と安定感を見せていたが、大一番では初回に大量失点した。「大事な試合で結果が残せず、チームや応援してくれている方々に申し訳ない気持ちしかありません。諦めずに投げようとは思っていたのですが、力負けしました。チームの逆転を信じて、最後までしっかり応援します」と声援に込める。