阪神山崎憲晴内野手が20日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約交渉に臨み、200万円増の年俸1200万円でサインした。

戦力外となったDeNAから移籍1年目の今季は32試合に出場して打率2割2分2厘。開幕1軍を果たしたが、7月に2軍降格していた。「個人成績もチーム成績も全然、満足できるものではなかったですけど、環境という意味では、素晴らしい1年間を送らせていただいた。本当に素晴らしい環境で野球させていただいたので感謝しています」と話しつつ、前を向いて続けた。「年齢的にもそうですし(守備の)バックアップしていても、1年間トータルで、1年間1軍にいないと話にならない。最低限、なくてはならない存在になるということが、1年間いる大事さだと思う。もう1度、自分の特徴、長所を生かして突き詰めていきたい」。今季は15年以来、3年ぶりの1軍だったが、気の緩みはない。(金額は推定)