仙台6大学野球の本拠地、仙台市の東北福祉大学野球場が今春、人工芝に生まれ変わる。4月13日の春季リーグ開幕に合わせて工事中で、改修後は明治神宮野球場と同じロングパイル(約62ミリ)の人工芝になる。

82年4月に完成した同球場は、同年春のリーグ途中から仙台6大学連盟に無償貸与され、数々のドラマを生み出してきた。完成から37年目の大改修は、排水能力の低下や東日本大震災でグラウンド内に微少な段差が生じたことから決断。両翼93メートル、中堅123メートルの広さは変わらないが、最大部分で12メートル張り出す一、三塁側ベンチにはそれぞれロッカールームとトイレも新設され、バックネットの張り替えも行われる。

同大・広報室は「あくまでも環境整備の一環」と説明。強風時の周辺住宅への砂ぼこりの影響や学生たちの健康面に配慮した。経済的にも、これまで土砂の入れ替えや水道代などで約1000万円かかっていた維持費を軽減できる。就任40年目の仙台6大学野球連盟・菅本昭夫事務局長(75)は「雨の影響や整備の手間も少なくなるので運営しやすい。日程も消化しやすくなる」と、新元年のリーグ開幕を待ち望んでいる。