オリックスは15日、アメリカ出身の新外国人タイラー・エップラー投手(26)の獲得を発表した。単年契約で年俸は60万ドル(約6500万円)で背番号は42。14年に米大リーグ・パイレーツにドラフト6巡目で入団した身長196センチの長身右腕。これまでメジャーでの登板経験はないものの、昨季はパ軍傘下3Aインディアンスで28試合に登板し25試合に先発。13勝6敗で防御率は3・59と安定感をみせた。

長村球団本部長は新助っ人右腕の獲得について、「196センチの本格派で腕も振れるし、球持ちもいいみたい。それに加えて制球力もよく、四球も少ないと報告を聞いています。3Aで13勝しているのもあって、今後メジャーでも活躍を期待された投手。そういう選手を獲得できてよかった」と話した。

起用法については同本部長は「先発中心にやっているみたいだが、リリーフでも対応できると思う。チーム状況を見て、判断していきたい。とりあえずは先発を試すと思う」と明かした。就労ビザ取得の関係もあり、2月の春季キャンプ開始には間に合わない模様だが、キャンプ前半には合流できる見込みだ。

球団としては昨年10月に獲得したジョーイ・メネセス内野手(26=フィリーズ3A)に続き、助っ人補強第2号となった。(金額は推定)