オリックス3年目の助っ人マレーロが2年連続の開幕スタメンへアピール打を放った。ヤクルト戦に5番一塁で先発。6回無死二塁で寺原が投じた1ボールからの2球目、外角変化球を引っ張り、左中間へ一時勝ち越しとなる適時二塁打を放った。「前の打席でタイミングが遅れ気味だったからうまく修正することができた」と対応力をみせつけた。

アッパースイングだった軌道をレベルスイングに変えた今季は好調を続けている。キャンプは紅白戦など10試合で20打数9安打、2本塁打で、オープン戦は5日ヤクルト戦も2打数2安打。実戦12試合で25打数12安打、2本塁打と安定しており、西村監督は「良いものを出してくれている。好調を維持してもらえたら」と評価。同じ野手のメネセス、ロメロと争う外国人枠を貪欲に狙いにいく。