西武の誇る山賊打線が12安打12得点でロッテ投手陣を粉砕し、2年連続23度目のパ・リーグ制覇を果たした。

辻発彦監督の一問一答は以下の通り。

<試合後お立ち台>

-おめでとうございます!

どうもありがとうございます!

-連覇です。感想は

今年始まって、連覇という大きな目標に向かって叱咤(しった)して、中盤から本当に選手たちの頑張りには私たちがびっくりした。本当に頑張ってくれた結果だと思います。

-選手に言葉を

ピッチャーもいろいろ言われながら、増田、平井を中心になって、もがいてがんばってくれた。野手に関してはレギュラーの選手たちが長期離脱することなく、戦った。精神力と肉体の強さが連覇つながったと思います。

-9回に増田のところへ行った。どんな思いだった

昨年は、試合に敗れて胴上げという形だった。今年は勝利して胴上げできるということは、最後のマウンドは増田しかいないと。マウンドに行って、今年初めて上がりましたけど。この1イニング、優勝投手として楽しみなさいと言いました。

-夏場は苦しかった。どんな指導をした?

私は何もしていません。この3年、夏場に選手たちはものすごい力を発揮してくれます。言わなくても、少しずつゲーム差が縮まってくると、行ける、行ける、行ける、と最後まであきらめずにたたかってくれました。

-成長を感じる点は

全てだと思います。今日は相手チームの結果を見ながら、なかなか終わらないなと思いながら。終わった瞬間に今日勝てば優勝だと、終盤、非常に大事な試合で今井であったり、松本であったり、若い選手がすばらしいピッチングをしたということが、成長につながっていると思います。

-去年とメンバーが大きく替わった。今年の優勝は

正直言って、今年はしんどい戦いになると思っていました。選手たちの心の中では主力が抜けても勝てるんだと意地を見せてくれたと思います。

-次は去年の悔しさを晴らすCS

また、ここまで来ることができたんで、さらにチームを1つにして、勝ち抜いて日本シリーズに行けるように全力で頑張ります。

-ファンに一言

今シーズンなかなか勝てない中、メットライフに足を運んでいただき、また今日はビジターですけどこんなにたくさん足を運んでいただきまして、たくさんの歓声の中で勝って優勝を決めることができて本当に幸せです。ありがとうございました!