ロッテのケニス・バルガス内野手(29)が11月の再来日を約束した。

26日、羽田空港から帰国。日本人投手への対応に苦しみ、今季は6月以降1軍に上がれずに打率1割7分9厘、1本塁打、6打点に終わった。

退団が濃厚だが、プエルトリコに戻った後は11月に開催される第2回プレミア12の代表合宿に参加予定。同大会は日本、台湾、ベネズエラと同じオープニングラウンドB組で、上位2チームがZOZOマリンと東京ドームでのスーパーラウンドに進出できる。

バルガスは「チームメートには『日本戦は簡単じゃないぞ』と言っておいた。対策を聞かれたら『グッドラック』って答えるよ」と侍ジャパンを“警戒”。日本に戻って大好物のみそラーメンを食べるのを楽しみにしており、「福浦さんがプエルトリコ戦を見に来てくると約束してくれた。ガンバルガス!」と意気込んだ。

また2年目の安田が今オフ、プエルトリコのウインターリーグに派遣されることから「安田は最低5キロは太らせて帰したい。パワーアップ!」と世話役? に立候補した。

空港に大好きな靴を中心とした大きなボストン13個の荷物を持ち込み、多額の超過料金に目を丸くしながらギリギリで搭乗するなど、最後まで話題に事欠かなかった大砲。「温かく迎えてくれたマリーンズのファン、監督、コーチ、チームメートに感謝してるよ」。笑顔で手を振りながら保安検査場を通過していった。