奈良学園大のドラフト候補、菅田大介投手(4年=京都共栄学園)が大学最終戦を終えた。

投打の二刀流でチームの中心を担ってきた。最終戦は「4番DH」で先発し、1安打。7回から志願登板して2回無失点だった。

「負けてしまいましたが、最後三振を奪って終われたので悔いはない。心のどこかで打撃で貢献したいという気持ちが重圧になったのかもしれない。高校の3年間より短かったです。まだ終わった感じがしないが、次のステップに向けて準備をしないといけない」と話した。

プロは投打両面で注目しているが、187センチの長身左腕として評価する声は多い。「自分の中では投手の方が楽しいですが、評価してもらう側なので自分では決められない」。最後のアピールを終え、10月17日のドラフト会議を待つだけになった。