阪神は今季最終戦で中日に勝って3位を確定させクライマックスシリーズ(CS)進出が決まった。これに伴い、広島の4位が確定した。

阪神4回に大山の中前適時打などで2点を先制した。さらに5回には暴投でリードを3点に広げた。先発青柳が5回無失点に抑え、現役ラスト登板の高橋聡らを投入するなど6投手で中日打線を無得点に抑えて逃げ切った。

試合後に矢野燿大監督は「選手たちが粘りに粘って3位ではありますが、このつかんだクライマックスシリーズをみなさんと最後までしっかり戦っていきたいと思います」と健闘を誓った。場内は矢野コールが巻き起こった。

広島が26日の今季最終戦で敗れたため、阪神が残り3戦を全勝条件でCS進出の可能性が復活。阪神は28日DeNA戦から3連勝し、17年以来2年ぶりに8度目の進出をつかみ取った。16年からリーグ3連覇した広島は4年ぶりBクラスに転落した。