今度は公式戦で安打を放つ。日本ハム近藤健介外野手(26)が、西武復帰が決まった横浜高の先輩松坂との再戦を熱望した。

5日、大阪市内で開かれた選手会総会に出席。「(同リーグで)会う機会も増えると思いますし、いろんな話が聞けたらいい。オールスターでしかやったことがないので対戦してみたい」と目を輝かせた。

1度だけの対戦は、昨年7月13日の球宴第1戦(京セラドーム大阪)。3番指名打者として出場し、1回にセ・リーグ先発の松坂から中前打を放った。「カットボールかシュートだったかな」。高めの球をはじき返した感触は、いまでも記憶に残っている。

ロッテ涌井や大リーグ挑戦を表明しているDeNA筒香など、球界に数多くいる横浜高の先輩たちの中でも、松坂は特別な存在だ。「偉大ですね。それはもちろん誰しもが言うと思う。レジェンド」。でも試合となれば話は別。「そこは真剣勝負で胸を借りてやりたい」。打席の中では1歩も引くつもりはない。【山崎純一】