首都大学野球の筑波大が16日、茨城・つくば市内の同校グラウンドで年内の練習納めを行った。

大学日本代表候補入りし、来秋ドラフト候補として注目される最速151キロ左腕・佐藤隼輔投手(3年=仙台)は「今秋は体が動かず、思うようなシーズンが過ごせませんでした」と振り返った。3試合に登板し0勝。防御率0・56でチームは4位だった。「コロナの間、体の細かいところまでトレーニングができず、いい動きができなかった」と、その原因をつかみ、オフは1からトレーニングを始め、調子を取り戻してきた。

来年は最終学年。ドラフトイヤーを迎える。「1位で指名されるように、頑張りたい」と明言。勝負の年へ、気持ちを新たに2020年を締めくくった。