最速148キロ右腕の楽天ドラフト6位、内星龍投手(18=履正社)が“由伸流”で将来の160キロ到達を宣言した。8日、仙台市内での新人合同自主練習に参加。最速158キロを誇るオリックス山本そっくりのフォームでキャッチボールし「山本選手の球速を超えて、160キロを目指したいです」と言い切った。

高校から投手に本格挑戦。エンゼルス大谷、パドレス・ダルビッシュのフォームをまねるも最速は132キロにとどまり、高校2年の冬から山本を参考に。すると1カ月で最速が8キロアップし、プロの扉を開いた。

通う整骨院が同じだった関係で“師匠”と対面。直接連絡も取り合い「寮生活の話も聞きました」。身長190センチの恵まれた体を生かすために、やり投げ、ブリッジ、逆立ちの練習法をまねた。「追いついて、投げ勝てるような選手になりたいです」。雪が降る杜(もり)の都で意気込んだ。