ロッテ西野勇士投手(29)が6日、沖縄・石垣島キャンプで順調な回復ぶりをうかがわせた。

この日は20メートル、40メートル弱など距離を変えながらキャッチボールを行い、最後は平地ながら18・44メートルの距離でやや強めに腕を振った。

昨年はオープン戦で安定感を見せ、開幕ローテーション入りが内定していた。しかし、開幕直前に戦線離脱。「もう30歳になるし、この先もう1回痛くて投げられない機会が1年でもあると苦しくなってくると思うので、痛いと思ったときに絶対に手術しようと思いました」と、同6月末に右肘のトミー・ジョン手術を受けていた。

昨年11月時点でキャッチボールは再開。年末の契約更改では「(手術から)ちょうど1年くらいで、順調ならゲーム復帰できたらいいなとは思ってます。そんなに焦らず、再来年を見越してやってくれていいとは(球団から)伝えてもらいました」と話していた。【金子真仁】