中日が、交流戦最高順位でのフィニッシュを逃した。

7回に追いつくも、先発福谷が8回途中に力尽きた。この日勝てば球団初の2位だったが、西武に競り負けた。ただ7年ぶりにパ相手に勝ち越し、与田監督は「優勝争いができるところまで選手がよく頑張ってくれた。リーグ戦ではなかった勝負強さが出てきたのかなと思う」と、貯金2で終えた交流戦を振り返った。

打線も15本塁打と、長打力不足解消に光が見えた。指揮官は「(本塁打は)流れを変えられる。勝った試合はそういう1本が出る。形は少しずつ良くなった」と好材料に笑顔を見せた。

主砲ビシエドも絶好調。交流戦打率4割9厘で、同戦首位打者を維持して日程を終えた。09年和田の4割を上回り、球団の交流戦打率1位記録も更新。「神様のおかげで交流戦はとても調子良かった。リーグ戦に戻っても力強く戦いたい」と、リーグ戦再開後の打線けん引に自信を見せた。

中日ニュース一覧はこちら―>