中日は15日、加藤匠馬捕手(29)とロッテ加藤翔平外野手(30)との1対1の交換トレードが成立したことを発表した。

中日は両リーグトップのチーム防御率3・04を誇るが、リーグ最少の33本塁打、183得点と得点力不足でリーグ4位に低迷。ベテラン平田が不調で2軍落ちし、新外国人ガーバーも打撃不振で2軍調整が続いていることもあり、「打てる外野手」の補強が急務だった。

2軍で加藤匠を預かってきた中日仁村2軍監督は今回のトレードに「良かった。(加藤匠は)なかなかこのチームでそんなに活躍をしていない。欲しいと呼ばれているところに行くんだからしっかりやれ、しっかり自分をアピールすれば、見方も変わってくると(伝えた)。(ロッテの)加藤は、楽天時代にスピードもあって、パンチ力もある選手が入ってきたなと思った。(移籍して)ここ(2軍)に来てもらっては困る。ぜひ、いいトレードだったと言われるように(2人とも)頑張って欲しい」と話した。

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