ロッテ-ソフトバンク12回戦は、ロッテとスポンサーシップ契約を結ぶ兵庫・丹波篠山市が冠協賛となる「日本農業遺産認定記念 丹波篠山市 黒豆ナイター」として開催された。

ドラフト2位・中森俊介投手(18=明石商)が丹波篠山出身の縁もあり、スポンサーシップ契約が実現した。中森は現在、公式戦デビューを目指して2軍で鍛錬中。この日はビデオレターで「今日は僕の故郷、兵庫県丹波篠山市の黒豆ナイターです。僕の故郷には自然がたくさん残っていて、特産の黒豆をはじめ、おいしい食べ物があります。丹波篠山市は僕の入団をきっかけに、市を挙げて千葉ロッテマリーンズを応援してくれていますので、マリーンズファンの皆さん、おいしい黒豆を食べて、丹波篠山市の魅力を知ってください」とメッセージ。ファンが温かい拍手を送った。

また、試合開始前には、江戸時代からの伝統を誇る「デカンショ節」が球団公式チアパフォーマー「M☆Splush!!」や同市の酒井隆明市長(66)が参加して披露された。デカンショ節について、酒井市長はあいさつで「丹波篠山が発祥で、千葉の館山から全国に広がりました」と千葉との縁も明かした。

この日の入場者には抽選で特産品の黒豆商品セットがプレゼント。始球式は市民の杉本りんごさんが務め、中森の背番号56のユニホームを背負って、左腕からノーバウンド投球を披露した。

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