元侍のヤクルト内川聖一内野手(38)が代打でサヨナラ打を放った。同点の9回1死満塁、広島フランスアのチェンジアップを中前へ。「僕がやるしかないと腹をくくった。正直ちょっと気持ち悪くなるくらい緊張しました」。

WBCで世界一に貢献したベテランは、ヤクルトで初のお立ち台に「ここに立つ日が来るなんて思ってもなかった。もう…他に言うことないね。うれし過ぎてなんか」としみじみ。東京五輪代表の山田と村上に「侍でも中心になる2人。自分の力を出し切って帰ってきてほしい」とエールを送った。

▽ヤクルト・オスナ(4回に7号ソロ) とにかく出塁することだけを考えて打席に入りました。コンパクトに打ちにいったのですが良い角度で上がってくれました。

▽ヤクルト塩見(7回に適時三塁打) チャンスだったので甘い球はくらいついていくつもりで打席に入りました。しっかりとコンタクト出来ました。

▽ヤクルト高橋(7回を7安打無四球で1失点と好投) 2回以降は前回登板の反省も思い出し、徐々に自分の投球をすることができました。