前半戦リーグトップの71盗塁を誇る矢野阪神が足攻で1点をもぎ取った。2点リードの5回1死一、三塁から重盗を仕掛けた。6番中野のカウント1-1からの3球目、一塁走者の代走板山がスタートし、三塁走者大山が本塁に突入。捕手からの二塁送球を手前で遊撃手がカットし、本塁へ送球も大山が間一髪で生還した。矢野監督は代走板山について「気持ちがどこの部分でも出ている。その1つがあの走塁にも出ている」と振り返った。