オリックスが執念のドローで7年ぶりのクライマックスシリーズ進出を決めた。

2点を追う8回2死一塁で、宗佑磨外野手(25)が右翼に同点の8号2ラン。一塁側ベンチに戻ると、感極まったのか、涙をうかべ、タオルでぬぐった。主砲の吉田正が骨折で離脱する中で、期待の若手が勝利への執念を見せた。13日に勝てば、優勝へのマジック7が点灯。25年ぶりのリーグ制覇へ前進した。