阪神は15日、奥山皓太外野手（24）に来季の契約を結ばないことを伝えたと発表した。奥山は19年のドラフト育成2位で静岡大から入団。阪神では初の国立大出身選手として注目された。2年目の今季は2軍戦で33試合に出場し打率2割6分3厘、0本塁打、1打点。宮崎で行われているみやざきフェニックス・リーグにも参加していた。

奥山は「突然の話だったので驚いていますが、覚悟はしていました。育成という立場で、自分の面倒を見てくれた平田監督やコーチ、周囲のみなさんに恩返しが出来なかったということがすごく悔しいですし、申し訳ない気持ちが強いです」と周囲への感謝などを口にした。今後については「野球の道、それ以外のいろいろなことも含めて、考えていきたいと思います」と現時点では未定だ。