阪神からドラフト4位で指名された智弁学園(奈良)の前川右京外野手(18)が18日、奈良・五條市内の同校で指名あいさつを受けた。「あらためてプロ野球選手への第1歩というか、もう1回、新たなステージで野球をやらせていただけるので、そこで活躍できるように頑張りたいと思います」と力強く決意表明した。阪神からは畑山統括スカウト、山本担当スカウトが訪問した。

前川の主な一問一答は以下の通り。

-ドラフトから1週間たったが、今の心境は

「阪神タイガースさんに指名していただいて、ここから頑張るんだという気持ちが強くなりました」

-指名あいさつをうけてどんな気持ちに

「あらためてプロ野球選手への第1歩というか、もう1回、新たなステージで野球をやらせていただけるので、そこでもう1回、活躍できるように頑張りたいと思います」

-指名あいさつではどんな話をしたか

「センバツに出れずに終わって、そこから夏に向けた練習方法とか、心境とかの話をしました」

-印象に残っている言葉は

「全部印象に残っているんですけど、その中で、いろんなことを聞いていただいて。とても期待をしていただいているので、しっかりと結果で残さないといけないんで、あらためて頑張るんだというか、活躍するんだという気持ちが強くなりました」

-阪神の印象は

「とても温かいファンの方々や伝統のある球団で野球ができる喜びを感じて、早く1軍に上がって活躍できるようにしたいです」

-あらためてプロ野球選手になるということには

「高校野球とは違って、子どもたちに夢や希望を与えていく立場になっていくと思うので、いいところをしっかり見せられるようにしたいです」

-阪神で話を聞いてみたい選手は

「阪神タイガースの長打を打てる、たくさんいるバッターに、バットの角度であったり、そういった細かいところまで聞いて取り入れたいなと思います」

-プロでの目標を

「1年目からしっかりとした体を作って、1軍で1年目から活躍できるような選手になれるように頑張っていきたいです」

-将来はどんな選手に

「日本を代表するようなバッターになれるように、くじけずに前を向いてしっかりと頑張っていきたいです」

-仲間たちに対する思いは

「3年間野球をできたのも、指導者の方であったり同級生の18人がいたので、自分はここまで頑張ってこられた。寮であったり、グラウンドでいろんなことを言い合いながら成長できたので。感謝の気持ちでいっぱいです」

-プロ野球選手になるという自覚はどのタイミングで出てきたか

「いろんな方々からおめでとうという言葉やここからもう1回頑張れという言葉をたくさんかけていただいて。応援してくださる方がいるから、しっかり頑張らないといけないという気持ちが強くなってきました」

-阪神タイガースへの思いは

「三重県から智弁学園に入学して、関西圏で野球をやらせてもらって、もう1回関西の阪神タイガースさんで野球ができるという喜びを感じて、1日1日を無駄にせずに、しっかりと頑張っていきたいです」

-高知・森木がドラフト1位。同世代の仲間がいることは

「心強いところもありますけど、ここから仲間でありライバルなので、しっかり頑張って、お互い活躍して上のレベルに行けるようにしっかり頑張りたいです」