2位阪神は4試合ぶりに佐藤輝明内野手(22)を「7番・右翼」でスタメン起用した。佐藤輝はあと3打席で今季のセ・リーグ規定打席(443)に到達する。すでに中野がクリアしており、同一球団で新人2人が到達すれば、62年東映の青野修三と岩下光一以来、プロ野球59年ぶり。阪神では1リーグ時代も含め、初となる。

広島先発九里は今季12勝で阪神青柳と並びリーグトップ。青柳の最多勝タイトル援護のためにも、打ち崩したい。佐藤輝は今季九里に対し7打数2安打。

佐藤輝は前日17日、2点を追う9回1死一、二塁の1発出れば逆転サヨナラの場面で登場。空振り三振に終わったが、ファンの大声援を浴びた。本塁打が出れば8月19日DeNA戦(東京ドーム)以来、甲子園での公式戦では6月20日巨人戦以来となる。

スタメンは以下の通り。

 

<阪神>

1(中)近本

2(遊)中野

3(一)マルテ

4(三)大山

5(二)糸原

6(左)ロハス

7(右)佐藤輝

8(捕)坂本

9(投)伊藤将

 

〈広島〉

1(中)宇草

2(遊)小園

3(左)西川

4(右)鈴木誠

5(捕)坂倉

6(二)菊池涼

7(一)堂林

8(三)林

9(投)九里