阪神の近本光司外野手(27)がプロ3年目で初のゴールデングラブ賞を受賞した。2日、「三井ゴールデン・グラブ賞」が発表された。阪神の外野手が選ばれるのは15年福留(現中日)以来6年ぶり。

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近本は今季140試合中堅を守り、俊足を生かした守備範囲の広さを左中間、右中間が深い甲子園で発揮し、投手陣を救った。失策数も19年4個→20年3個→21年1個と減少している。

近本は「プロ入りから筒井(外野守備走塁)コーチと一緒に目指してきた賞でもあるので、初めて受賞することができて素直にうれしいです。走攻守でチームに貢献するのが自分のプレースタイルですし、これを励みに、来年からも続けて選んでいただけるような選手になれるように、しっかり頑張っていきたいと思います」と球団を通じコメントした。

矢野監督も来季のレギュラーで決まっているのは中堅の近本だけと話しており、来季も美技を数多く見せてくれそうだ。

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