阪神馬場皐輔投手(26)が8日、兵庫・西宮市内で契約交渉を行い、1300万円増の3400万円(金額は推定)で更改した。プロ4年目の今季は中継ぎで奮闘。先発時と状況は違うが、年間自己最多の44試合に登板し、3勝10ホールドの成績を残した。

年間通じて1軍戦力になっただけに、馬場は「最後の最後で優勝を逃してしまったっていうところがすごく悔しく感じましたし、来年はもっともっとチームに貢献できるようなパフォーマンスを出して臨みたいなと思います」と、ヤクルトに競り負けた無念も22年への活力にする。球団からは「勝ちパターンで投げて、来年日本一をめざしてほしい」と伝えられたという。

目標については「一番は信頼度が大事になってくると思います。結果的に多くマウンドに上げさせていただくことがチームにとってはいいんですけど、そこに行くためには信頼度というか、そういうところがすごく大事になるので、まずは自分のポジションをあげていけるような投球、実力をつけていかないといけないのかなと思います」と、謙虚に気を引き締めた。