阪神藤浪晋太郎投手(27)が8日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約交渉に臨み、6年連続減俸となる1100万円減の年俸4900万円でサインした。

◆藤浪晋太郎のプロ9年間

▼13年 3月31日のヤクルト戦でプロ初登板。3戦目のDeNA戦で初勝利を挙げ新人で10勝をマーク。

▼14年 初の規定投球回に到達し11勝。2年連続2桁勝利。

▼15年 自己最多14勝を挙げ、221奪三振で初のタイトルを獲得。

▼16年 7月8日広島戦で乱調も続投し、8回161球8失点。シーズン7勝で2桁勝利が途切れる。

▼17年 四死球を連発する乱調で、不振による初の2軍落ちを経験。3勝。

▼18年 7月26日広島戦で1死しか取れずプロ最短降板。9月29日中日戦では完封勝利も挙げたが、投球が安定せず5勝どまり。

▼19年 わずか1試合の登板で初の0勝に終わる。

▼20年 開幕前にコロナに感染し離脱。先発では1勝のみも、救援で最速162キロをマークするなど7ホールドと存在感を示した。

▼21年 初の開幕投手を務め先発で2勝1敗も制球に苦心、2軍落ちを経て中継ぎで1勝1敗4ホールド。