阪神は9日、ソフトバンクを戦力外となった渡辺雄大投手(30)と育成選手契約を結んだと発表した。

年俸450万円で、背番号は128。変則のサイド左腕で、通算9試合登板で1ホールド、防御率3・18。兵庫・西宮市内の球団施設で会見し「1日も早く支配下登録を勝ち取りリーグ優勝、日本一になるための1ピースとなれるように頑張りたい」と抱負を語った。

渡辺は青学大2年時に横投げに転向。4年間プレーしたBC・新潟では野球だけで生活できず、ホームセンターでアルバイトをし、木材やブロックをトラックに積み込んでいた。26歳の17年に育成6位でソフトバンクに入団。昨季途中に支配下登録されたがデビュー3試合で左肘を痛めた。リハビリを経て今季は6試合登板で1ホールドにとどまったが、2軍では34試合で防御率1・67と安定した数字を残した。大学の同期生オリックス杉本は今季本塁打王で大ブレーク。渡辺は「今度は自分の番だ! って強く思っています」。30歳で再び育成から虎の左殺しを目指す。