阪神石井大智投手(24)が9日、「ゲストティーチャー」として訪れた兵庫・西宮市の用海小で小学生の“洗礼”を浴びた。

生徒の前で投球フォームの手本を披露した際に「この人誰?」と声が飛び「石井大智です!」と苦笑いで返答。「小学生はすごく正直。テル(佐藤輝)みたいに活躍すれば、小学生も知っていると言ってくれるんで。また来年しっかり活躍して、知ってもらえるように頑張りたいと思いました」と知名度アップを誓った。

石井は20年ドラフトで四国IL・高知から12球団支配下選手では最後となる74番目、ドラフト8位で阪神に入団した右腕。今季は春季キャンプからアピールを続けて開幕1軍入りし、中継ぎで18試合に登板し、防御率6・23。同じくルーキーの佐藤輝、伊藤将、中野の活躍が目立ったが、1軍マウンドでの経験を糧に、2年目を迎える来季の飛躍に期待がかかる。小学生のみんな、しっかり覚えておいてください!【中野椋】