広島松山竜平外野手(36)が15日、マツダスタジアム内で契約交渉を行い、1500万円減の7500万円プラス出来高で更改した。

松山は今季、開幕スタメンに名を連ねるも、コンディション不良もあり、徐々に先発の機会を減らした。7年ぶりに2桁試合数となる85試合の出場にとどまり、打率2割6分3厘、2本塁打、29打点だった。

「代打で終わりたくないという気持ちがあるので。やっぱりスタートで出て、最後までチームのために力を出し切りたいと思っている。何とか来年はスタートから全試合、ちゃんと出られるように。もちろん自分の持ち味は“打”なので。ここ2年ぐらいは長打、長打とこだわりすぎて、形を崩してしまった部分もある。もう1回、原点に戻って、自分のきれいなスイング、きれいな打球を打てるようにということを今やっている」

今オフは食事制限や断酒によって体を絞り込み、持ち味である打力に磨きをかけ、レギュラー再奪取を目指す。(金額は推定)