西武のドラフト2位佐藤隼輔投手（22＝筑波大）はプロ仕様に新たな変化球の習得に励む。

大学時代は、スライダー、チェンジアップの2球種だったが、カーブとフォークの感覚を模索中。すでに「使えないこともない」状態という。今後、ブルペンの感触や実戦での打者の反応も確認し、完成度を高めていく。

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この日、同じ左腕投手でドラフト1位隅田知一郎（22＝西日本工大）とのキャッチボールでもカーブを試した。スライダー、チェンジアップは130キロ前後だが、より遅いカーブが駆使できれば、緩急に幅を出せる。アドバイスも聞きつつ、自らの感覚を一番大事に試行錯誤をしていく。

隅田とは寮の部屋でも一緒にいることが多い。すっかり仲良しになった同期にも恵まれ、プロとなった環境でも、落ち着いた様子だ。「自分がやるべきこと」に集中できている。「新人王」、「開幕1軍でローテーション」の目標を果たすべく、成長を遂げていく。