“DJ新庄”の声が響いた。今キャンプ初の実戦は、あらかじめ走者がいる中でのケース打撃のような形になった。全て1死満塁からスタート。

本塁後方のネット裏に陣取った新庄剛志監督（50）は、プレーの合間でマイクを使って選手に指導した。

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左翼を守っていた杉谷には「レフト、構えるな。こういう感じ」と、自ら構えのお手本をした。二塁走者だった五十幡には「セカンドランナー、もう1歩リードを大きく取って」など気が付いたことを即座に伝えた。その後、本塁後方から中堅の外野フェンス際まで移動。全体の動きをチェックしながら、中堅を守っていた万波に直接アドバイスもするなどBIGBOSS流が詰まった紅白戦となった。