日本ハム新庄剛志監督(50)が、3日ヤクルト戦(札幌ドーム)で運動靴からスパイクに履き替えるのを忘れて打席に立った今川優馬外野手(25)と、試合前の練習で話をする姿があった。

新庄剛志ビッグボス厳しさ前面の采配「たぶん、本人は分かっていない」9回今川優馬に代打の理由

「『あれ、良くないよ』って」としながらも「気持ちは分かる。オレも手袋をせず、ヘルメットもかぶらずにネクストバッターズサークルに行って、コーチに『おい、ヘルメットかぶれ』と怒られたことが3、4回ある。それくらい集中していた」と、現役時代のエピソードを交えて今川のミスをフォローした。

今川は0-0で迎えた9回1死一塁のサヨナラ機で、代打を送られ途中交代。試合後、BIGBOSSは、理由として、今川が運動靴で打席に立とうとしたことを挙げていた。札幌ドームの人工芝は硬く、運動靴を履いて守る選手は多いが、打席では滑らないようにスパイクに履き替えるのが普通。「気合が入って滑って何かあったりしたら…。危ないよね」と説明した。

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