中日が今季3度目の完封負けで、4月初の連敗を喫した。初顔合わせの巨人シューメーカーにお手上げで、7回2死から21人目のA・マルティネスがようやく初安打となる二塁打。しかし、続くビシエドは遊ゴロに倒れ、終わってみれば今季最少の2安打、内野ゴロ13個を打たされた。

【ニッカン式スコア】23日の中日-巨人戦詳細スコア

立浪和義監督(52)も来日初完封を許した新助っ人に脱帽するしかない。「球がよく動いて、変化球がバッティングカウントでもストライクを取れるのが強み。非常に制球もいい。いい投手にいい投球をされるとなかなか簡単には打てないんが、(攻略の)チャンスは1回しかなかった」。打者の手元で絶妙に動く球に加え、無四球という制球の良さ。今後の難敵として強烈なインパクトを残された。

先発の松葉貴大投手(31)は5回まで無失点と好投だった。しかし、6回先頭の大城に中前打を許し、続くシューメーカーに来日初安打を浴びたところで降板。救援した祖父江大輔投手(34)が2死満塁から暴投で先制を許し、投手戦の均衡は破られた。立浪監督は「打順も8番からでしたから、最低6回までと思ったが…」と粘れなかった松葉に苦い表情を浮かべ、「次回は少し考える」とした。

前日22日の重盗に続き、9回は2失点した直後に代走の立岡に三盗を許した。失点にはつながらなかったが、この場面を含めて苦言を呈した。「全体的に(ミスが)多い。三盗は気を緩まして、同じテンポで投げるのを走者に計られている。投手が打者に集中するのはわかるが、同じにならなければ走られない、そういうこともしっかりやっていきたい」。今季最多3万650人が詰めかける中、完敗で最多3だった貯金は1となった。「同じカードを3つ負けないように明日全力でやっていくしかない」。指揮官は仕切り直しを誓った。【伊東大介】

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