「6番DH」で先発した日本ハム清宮幸太郎内野手(22)が、プロ入り初の2打席連発で、札幌ドームに集まった子どもたちをわかせた。

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日本ハム清宮幸太郎の“お初”アラカルト

◆初ヒット プロ1年目の18年5月2日の楽天戦で本拠地札幌ドームで「6番指名打者」として1軍デビュー戦を迎えた。岸と対戦し、初打席で中堅フェンス直撃の二塁打を放った。その後は本気になった右腕にチェンジアップを解禁され、2打席連続三振し、チームも完封負けした。

◆初本塁打 同5月9日オリックス戦でディクソンから右翼へ初本塁打。デビューから連続試合安打記録が7となり、ドラフト制後では単独トップとなった。

◆初死球 同8月25日の楽天戦で岸から第3打席に死球を受けた。岸が降板した後の第4打席で一時勝ち越しの4号ソロを放った。

◆初4番 2年目の19年8月13日のロッテ戦で6連敗中のチームの起爆剤として起用された。3打数1安打もチームは敗れた。4番での初本塁打は7試合25打席目で同8月21日の西武戦。

◆初盗塁 20年7月8日のオリックス戦で3回2死一塁で鈴木-若月のバッテリーから二盗に成功。「(プロでは)盗塁はできないと思っていたので、良かったです」。翌日9日から験担ぎ? でソックスを上げるオールドスタイルをしばらく続けた。現在まで通算2盗塁。