「シン・シュウタ」が東京ドームで暴れる。フトバンク石川柊太投手(30)が、31日の巨人戦(東京ドーム)に先発する。右足首の違和感の影響もあり、直近3試合は勝ち星から遠ざかるが「見た感じで何かが変わっているというのはないけど、自分的には新たな1年目」。投球フォームを修正中だと明かした。

投球動作における上半身の角度や、テイクバックのリズム、タイミングを変えた。「足首に負担がかからないフォーム。今後の野球人生の中では1ついいタイミング」。20年には11勝で最多勝と最高勝率のタイトルを獲得したが、その投球技術は右足首を痛める以前のこと。「今までの引き出しはもう使えないし、立て付けが悪いので開かない」。第2形態に姿を変え、巨人打線に立ち向かう。

苦しい投球が続く。ここまで7試合に先発し、2勝1敗。最後に白星を挙げたのは4月26日の西武戦で、4試合連続で6回持たずに降板している。「結果を求めつつ、新たな方向性を見い出しつつ、けがをしないように。3段構えでマウンドに立っているので、すごくタフな試合になる」。この日ペイペイドームで行われた投球練習では、一段と真剣な表情で汗を流した。

石川は東京・品川区出身。「沖縄とかだと凱旋(がいせん)と言われるけど、自分も凱旋ムード全開ですよ」と、報道陣にツッコミを入れた。家族や友人も応援に駆け付ける予定で「マウンドで元気な姿で戦うことが、応援してくれる人のためになる」と、快投を約束した。【只松憲】

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