阪神が今季14度目の完封負けで7連勝を逃した。6月は7試合目で初黒星。0-1の完封負けは早くも今季7度目となった。

交流戦1位で並んでいたヤクルトがオリックスに勝利したため、4試合を残して1ゲーム差の2位に転落した。

この日1軍初昇格したばかりの高寺望夢内野手(19)を「8番二塁」で先発出場させた一戦。打線がソフトバンク東浜にゲームを作られた。

1回1死二塁から3番近本光司外野手(27)、4番佐藤輝明内野手(23)が凡退して無得点。4回2死一、二塁では6番糸原健斗内野手(29)が右前打を放ったが、二塁走者の近本が右翼手中村の好返球に本塁生還を阻まれた。

1点を追う7回は2番手藤井を2死一、二塁と攻め立てたが、代打高山俊外野手(29)が空振り三振。再び1点を追う8回は3番手又吉から2安打1四球で1死満塁とした後、絶好調の5番大山悠輔内野手(27)、6番糸原が2者連続空振り三振に倒れた。

高卒2年目の高寺は2打数無安打1四球。試合前時点で6月の6試合で打率5割5分、5本塁打、12打点だった5番大山悠輔内野手(27)も3打数無安打1四球と沈黙した。

先発の西純矢投手(20)は7回5安打1失点と好投しながら2敗目(3勝)。4回無死満塁で二ゴロ併殺崩れの間に喫した1失点が、重くのしかかった。

【写真たっぷり詳細ライブ】交流戦終盤 ソフトバンクー阪神