急きょ先発した巨人赤星優志投手が4月17日以来の3勝目を挙げた。

新型コロナウイルス感染拡大防止の「特例2022」の対象選手として出場選手登録を抹消された菅野智之投手の代替指名選手として登録された。当初はイースタン・リーグのロッテ戦に先発予定だったが、有事で1軍からの緊急招集に応えた。代役での大仕事に「初回から思い切って、勝負していこうと思っていたので、何とか5回1失点にまとめられたのは良かったと思います」と胸をなで下ろした。

▼巨人は菅野に代わって先発したルーキー赤星が勝利投手。予告先発の代役で勝利は20年畠(巨人)以来14人、15度目で、巨人では前記畠に次ぎ2人目。代役先発が新人だったケースは、03年長田(西武=西口から変更)以来2度目。長田は5回3失点で勝利投手の権利を得ていたが、後続が打たれて勝ち負け付かず。代役先発で勝った新人は、今回の赤星が初めてだ。

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