交流戦を2年連続の負け越しで終えた巨人が14日、川崎市内のジャイアンツ球場で全体練習を行った。

2軍で調整していた中田翔内野手(33)が合流。雨天のため室内練習場で、打撃練習などで調整した。

練習後、原辰徳監督(63)の主な一問一答は以下の通り。

-中田が合流

「いいことは分かってるから」

-一塁では増田陸が頑張っている

「堂々と戦っていると思いますよ。あれだけのアベレージとね。それはそこで、すごいものだと思いますよ。うちにはいないタイプだしね、彼はね。いいスタートを切って1日1日、日々、戦って勉強しているところでしょうね」

-ポランコの状態は

「まあ、少し、悩んでいるフシはあるね。経験値を持っている人だから。切り替えて。我々は引きずっていても仕方ない世界ですからね。そこを糧としてそこをプラス材料に変えないといけない。やってくれると思いますよ」

-出場しながら悩みを解消してほしい

「そりぁあ限界はあるけどね。ずーと、タコタコタコじゃさあ(笑)。でも、八百板も存在感を見せてくれているしね。中田にしてもナカジ(中島)にしても、選択肢が広がる点ではいいと思いますね」

-再開初戦はエース菅野

「そうですね。日々新たにね。まあ、もう後半戦と言ってもね。極端に言えば、結果次第じゃ、半分じゃないケースもあるからね。いいにしろ悪いにしても、やっぱり盛り返しという中で、やっぱり、ギアがあるならサードくらいに入れないとだめだよね。昔はロー、セカンド、サード、トップ、それでオーバートップってあったんだよ。俺たちの時代はクラッチだったから」

-オールスター前までにどれぐらいの位置にいたいか

「ゲーム数は半分近いだろうからね。もう折り返しというぐらいの気持ちで戦う必要はありますね。オールスターが過ぎると早いんだな」