広島秋山翔吾外野手(34)が30日、マツダスタジアムで入団会見を行った。

一問一答は以下の通り。

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-日米通算2000安打まであと524本

メジャーでやらせてもらった時に、ヒットを積み上げることはなかなかできませんでしたし、ここの新しい環境になり新しいチームでやるということに対して、そんなに簡単に積み上がるものではないと思っています。個人の目標としてはそういう数字も持っていきたいですし、先ほど(松田元)オーナーと初めてお会いしたときに「(体が)ボロボロになっても2000本打ってくれ」と言葉をいただいた。改めて鈴木本部長も含めて、そういう言葉をいただけたのは会見の直前なんですけど、ありがたいなと思いました。

-移籍前後の調整も含めて、自身のコンディションは

6月の頭にアメリカでもコロナになっていて、リリースが決まるまでの間は直前までチーム合流できなかった。合流しても試合に出ずに軽い練習の方がいいんじゃないかという中でやっていたので、そのあとすぐの帰国になりましたし、いろいろ向こうで事情もあったりして、日本に帰ってからも簡単に普段の練習量は確保できていなかった。その辺は、どれだけあれば状態が戻るとかはまだ分からないですけど、とにかく、焦らないでいいという言葉に甘えずに、早く取り戻せるように。準備だったり気持ちのコントロールをして、チームに合流したいなと思います。

-若い選手も多い。どんなことを伝えたい

まずは自分が試合に出られる準備をするのが一番。自分から積極的に教えるというのは時間がかかると思うので、そんなことは正直、やってる状況かと言われると、それどころじゃないことも出てくると思う。その中で、一緒にプレーしたりとか、練習した中で聞かれたことに関しては、どんどん答えていくつもりは、あります。

-初めて西日本で暮らす。広島の街の印象は

コロナの状況なので、なかなか簡単には外に出られないとは思いますけど、駅が近くにあったりとか、街が球場の脇にしっかりあるというところは、よりカープのファンとの浸透具合とかも感じます。おそらく、いろんなところで声をかけられる回数も出てくると思いますけど、それにしっかり答えられるようにしないといけない。結果を出してのスポーツなので、それは厳しい声も当然出てくるでしょうけど、それを温かくも見守ってくれるファンであり、球団であると思います。

-カープファンも歓迎ムード。ファンにメッセージを

まずこれから、「秋山翔吾」という選手がどういうことをできるのか、どういう風にやっていくのかということをしっかり見てもらいたいです。取ってもらった以上、選手としてしっかりしたプレーを見せて歓声をもらう、拍手をもらいたいという気持ちはあります。それは早く、そして長くやれるように頑張っていきますので、これからこういう選手なんだと知ってもらいたいと思います。

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