広島秋山翔吾外野手(34)が30日、マツダスタジアムで入団会見を行った。

一問一答は以下の通り。

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-会見を迎えた気持ち

アメリカでの挑戦が終わったあとに、いろんな球団の方と話して、カープにお世話になることを決めて、この日を迎えられてまずほっとしている。

-複数球団からオファー。カープの決め手

選手としてまだまだ長くやりたいという思いと、鈴木(球団)本部長から「2000本」という言葉が(あって)、個人としての思いは持っていたんですけど、フロントの方からそういう言葉が出てきたことをうれしく思いました。

-初のセ・リーグ、印象は

まだ、DHがないということもあるので打線のつながり方や守り方も変わってくると思いますし、交流戦でそういう戦い方はしましたけれど、年間を通して今までしたことのない経験ができるんじゃないかなと思います。

-カープの印象やイメージは

街を挙げてというか、選手もファンも含めてタフなチームだなと思っています。

-交流戦ではマツダスタジアムでプレーも。本拠地の印象は

敵チームからするとこれだけ赤いチームカラーがそろうというのはかなり圧力も感じましたし、それをビジターのチームとして見るのと、ホームの人間として見るのでは、また景色は変わるのかなと思います。

-移籍が決まってから親交のあった日本代表の選手に声かけは

カープでやるというのを決めた後に、会沢選手であったり菊池(涼)選手であったり、田中広輔選手であったりには先に連絡させてもらった。僕自身セ・リーグもそうですし、西日本という場所にあまり、今まで縁だったりゆかりもないので知らないところも多い。プレーもそうですし、いろんなところでサポートしてほしいなと思って「これから、よろしく」と先に連絡はしました。

-打撃では上位打線や中軸を期待される。どんな役割を

僕自身、どのチームに入るにしても、自分のやるべき仕事はまず出塁だと思っています。カープの選手の数字を見ても安定して打っている選手も多いので、こういう形でこのタイミングで入団することになりましたけど、もう1回しっかりレギュラーを取るということ。その中でどの打順でも前後の選手とコミュニケーションを取り合ったり、いろんなものを共有してやっていきたいと思います。

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