昨秋のドラフトで12球団最終128番目に指名されたソフトバンク育成ドラフト14位の仲田慶介外野手(22)が、公式戦初スタメンで決勝打を放った。

「9番左翼」で先発し、0-0の5回2死三塁で中前適時打。今季1軍登板もあった阪神桐敷の直球をとらえ「貴重なチャンスだったので、食らいついていきました」と白い歯を見せた。

福岡大大濠、福岡大を経て入団したスイッチヒッター。遠投120メートルの強肩で打撃のスイングスピードにも定評がある。小久保裕紀2軍監督(50)も「今年のドラフトの一番最後に入ってきた子。初スタメンで決勝タイムリーですから大したもん」と高評価だった。