阪神ドラフト1位森木大智投手(19)が、聖地デビュー戦で6回2安打無失点、プロ最多の9奪三振と好投した。

自己最速タイの155キロ直球を軸に、カーブ、スライダー、スプリットを有効に操り、三振の山を築いた。3回以降は3四死球を与えたものの、ヒットは許さなかった。球数はプロ入り後最多となるジャスト100球で登板を終えた。

高知高の3年間で1度もたどり着けなかった甲子園の舞台で、ポテンシャルの高さを存分に示した。

イニング別の詳細は以下の通り。

 

【1回】

1番野口 外角高め153キロ直球で空振り三振

2番渡部 中前打。1死一塁

3番佐野如 一ゴロ。2死二塁

4番西野 外角149キロ直球で見逃し三振

 

【2回】

5番来田 外角へのカーブで見逃し三振

6番太田 154キロ直球で右飛

7番池田 二塁強襲の内野安打。2死一塁

8番元 一塁走者の池田が二盗を試みるも、片山が盗塁阻止

 

【3回】

8番元 真ん中148キロ直球で中飛

9番福永 外角低めのスライダーで空振り三振

1番野口 外角152キロ直球で空振り三振

 

【4回】

2番渡部 151キロ直球で空振り三振

3番佐野如 カーブで投ゴロ

4番西野 内角へのカーブで空振り三振

 

【5回】

5番来田 149キロ直球で左飛

6番太田 すっぽ抜けた変化球が左側頭部に直撃し、死球で出塁。代走大下

7番池田 この日初めての四球を与える。1死一、二塁

8番元 投ゴロ併殺打

 

【6回】

9番福永 外角高め149キロで空振り三振

1番野口 一ゴロ

2番渡部 右肘付近への死球で出塁

3番佐野如 外角への変化球で見逃し三振

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