今季からイースタン・リーグに新規参加するオイシックス新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ(BC)が始動した。1日、新潟市のハードオフ新潟で春季キャンプをスタートさせた。新加入、三上朋也投手(34=DeNA-巨人)は13年ドラフトでともにNPB入りした同い年の吉田一将(34=オリックス-BC新潟)とキャッチボールをするなど充実の表情で初日を終えた。最速154キロを誇るサイドハンド右腕は、1年でのNPB復帰を目指す。15日までは新潟で練習を行い、17日からは静岡・伊豆市の志太スタジアムに場所を移し、2次キャンプに臨む。
190センチ、90キロの大きな体と、金メッシュのひときわ目立つ姿でハードオフ新潟の室内練習場に登場。集まった報道陣から「あれが三上?」と誰よりも注目を浴びた。新潟での球春到来。DeNA、巨人で行った暖かい地でのキャンプとは打って変わって、最高気温が10度を下回る寒い地で初のキャンプインとなった。「また、こうして2月1日にキャンプイン出来ることにうれしく思う。初めて寒い環境でスタートしたけど思った以上に動けた。初めての雪国で苦労もあると思いますけど、ポジティブに経験したい」。
22年に9年在籍したDeNAを戦力外。23年に巨人と育成契約を交わし、同年5月に支配下を勝ち取った。だが同年10月に構想外を告げられた。それでも、三上に野球を辞める選択肢はなかった。「野球を純粋にやりたかった。そういう気持ちの中で、(オイシックスから)オファーをいただいてコミュニケーションを取っていくうちに、一緒にやりたいなと」と新潟を復活の地に決めた。
初日はアップ、キャッチボール、ランニング、体幹トレ、ノックとメニューをこなした。キャッチボールでは同じ13年ドラフトで、オリックス1位だった吉田とペアを組んだ。「同い年でアマチュア時代からともに戦ってきた。本当に頼りにしている」と話した。
球速150キロを超える直球と、切れ味鋭いスライダーを武器にNPB復帰を目指す。「新しくスタートするということで気持ちも引き締まる。また一から頑張りたい」。再び、マウンドで輝く姿を取り戻す決意を示した。【大島享也】
◆三上朋也(みかみ・ともや)1989年(平元)4月10日生まれ、岐阜県出身。県岐阜商、法大、JX-ENEOSを経て、13年ドラフト4位でDeNA入団。16年から3年連続25ホールド以上をマーク。22年オフに戦力外を受け、23年に巨人と育成契約。同年5月に支配下登録もオフに戦力外。1軍通算368試合、10勝16敗、23セーブ、防御率3・22。190センチ、90キロ。右投げ右打ち。



