アスリートの両親に見送られ、戦国東都に挑戦する。オリックス、巨人などで活躍した谷佳知氏(50)を父に、女子柔道48キロ級で00年シドニー、04年アテネ五輪金メダルの谷亮子氏(48)を母に持つ、東京学館浦安(千葉)の谷佳亮(よしあき)外野手(3年)が、駒大の野球部寮に入寮した。

初めての寮生活。前日には好物の肉じゃがと、さばを食卓に並べてもらった。出発前の朝食には目玉焼きと、めったに出ない納豆ごはんが登場。亮子氏の「粘り強く頑張って欲しい」との思いが込められていた。

今年家族と東京・赤坂の日枝神社へ初詣に行った際に買ってもらったお守りと、19年にヤクルトキャンプを訪れた際に山田からもらったTシャツと木製バットも持参。本格的な野球挑戦は高校生からも、高校通算14本塁打を放っている。「すぐに試合に出られる立場ではないけど、日本一を目指して頑張りたい」と意気込んだ。

両親が車で寮まで送り、荷物運びを手伝った。佳知氏は「4年間で成長してほしい。まずは体づくりがメインになると思う」と背中を押す。亮子氏は「さみしい、泣いちゃう」と名残惜しそうに話すも「頑張ってほしい」と笑顔でエールを送った。【佐瀬百合子】