横浜、広島、西武でプレーし、クリケット選手に転身した木村省吾選手(44)が30日、交流戦解説のためマツダスタジアムを訪れ、古巣の広島と対戦相手のオリックスにクリケットのバットを寄贈した。直接バットを受け取った松山は「練習で使えるということなので、ちょっと取り入れてみようかなと思います」と興味を示した。
今年4月に米大リーグ・ドジャースの大谷がクリケットのバットを使った練習で調子を取り戻したという報道を機に注目されたことで、寄贈を検討したという。古巣の広島に打診し、実現した。「いろんな方に取材していただいたので、カープさんに寄付させてもらえたらなと。僕が現役だったら絶対に使いたいなと思った。ちょっとでも野球界のためにもなったらいいなと思うし、これを機にクリケット普及の一翼を担えたら」。広島だけでなく、中嶋監督や西川、森と現役時代に所属した3球団でともにプレーしたことのある関係者が多いオリックスにも寄贈した。
木村は2球団に限らず、ほかのプロ野球10球団も興味があれば、自らバットを届ける思いでいる。「もし欲しい、使ってみたいという球団があれば、寄贈させていただきたい。(現役最後に所属した)ライオンズにも寄贈させてもらおうかなという話も出ている。(他球団も)ご連絡いただければ、行かせていただきます。寄付させていただきます。それでプロ野球界のレベルアップにつながれば」。野球界とクリケット界の橋渡し役となるとともに、野球界の発展を願った。



