守護神不在の不安を、全く感じさせなかった。ソフトバンク松本裕樹投手(28)が、9回をきっちり3人で締めた。
圧巻の全12球だった。先頭鈴木大を2球で追い込むと、自己最速タイとなる157キロ速球で空振り三振。続く代打岡島も2球で追い込み、直球でバットに空を切らせた。最後は中島を三ゴロ。「(8回に)逆転したので、自然と力が入りました。逆転した直後だったので、(球場内が)ざわざわしているような感じで。いつもとは違うなとは感じた」。6月4日中日戦(バンテリンドーム)以来の2セーブ目を挙げた。
オスナが下半身のコンディション不良のため、5日に出場選手登録を抹消。小久保監督から代役クローザーに指名された。今季は「8回の男」として23ホールドをマーク。将来的には「抑え」を務めたいと望む右腕の、気合のマウンドだった。「任される以上は、0を積み重ねてチームの勝ちを増やしていけたらな、と思います」。10年目の右腕は、しっかり大役を務める。



