日本ハムが誇る、かわいさ満点の同学年「ゆあらま」コンビが自力V消滅危機からチームを救った。延長10回に先頭の奈良間大己内野手(24)が楽天守護神の則本を強襲する内野安打で出塁。一塁へ、ヘッドスライディングした奈良間はベースを右拳でたたきながら絶叫。一気にサヨナラムードを高めて、2死二塁から決めたのは途中出場の田宮裕涼捕手(24)だ。
捉えた打球は中堅方向へ伸びた。「抜けてくれ」。ファンの大歓声も乗り移ったかのような打球は、名手辰己の頭上を越えていった。「奈良間が気合のヘッドスライディングを見せてくれたので、回ってきたらかえしたいなと思って打席に入りました」と5月22日オリックス戦でのサヨナラ犠飛に続く、今季2本目のサヨナラ打に歓喜した。
サヨナラ勝利直後。エスコンフィールド恒例のファンとの一丁締めでは奈良間が「サイコー、サイコー、サイコーで~す!」と再び絶叫。田宮も「僕もとてもうれしいです」と“ゆあスマイル”。「なかなか打てないときやチームが勝てないときもあったんですけど、1試合1試合全力でやるだけ」。普段から仲がいい「ゆあらま」の連動で、チームは1日にして勝率5割に復帰した。【木下大輔】



