甲子園開場100周年を迎える8月1日は「伝統の一戦」で花を添える。
30日から甲子園で始まる阪神3連戦を、2位広島と3ゲーム差の首位で迎える巨人は、元阪神ファンを自負する阿部慎之助監督(45)が勝ち越しを強調。14勝4敗と大量の貯金を稼いだ7月の勢いを甲子園に持ち込み、節目の一戦に臨む。
記録的な7月の先に、メモリアルな1日が待っている。首位を走る巨人が貯金11を抱えて迎える敵地での阪神3連戦。3戦目の8月1日は甲子園開場100周年とあって、阿部監督は「もともと阪神ファンだから。そういう節目の年にこうやってできることはうれしい。なんとか勝ち越しできることだけを考えてやれれば」と、5連勝の勢いそのまま甲子園に乗り込む。
7月はここまで14勝4敗と貯金のほとんどを稼いできた。30日の初戦から先陣を切る山崎伊、グリフィンが勝って月間16勝となれば、球団では歴代3位タイ。また月間15勝以上した年は過去に5度あり、いずれもその年は優勝している。「とにかく今いい流れできているから、それを切らさずに」と、7月を制すればおのずとリーグ戦を制する歴史が阿部巨人を後押しする。
そして記念すべき3戦目は、前回5月24日にノーヒットノーランを達成して以来の甲子園となる戸郷。その右腕に8月は阪神、広島専用の変則ローテプランも浮上した。9連戦で中5日を駆使すれば、広島と阪神相手に8月だけで5試合に先発が可能。阿部監督は「阪神とカープにぶつけるようにローテーション組んでいくから。そこはガチンコでいきますよ」。月またぎの伝統の一戦を制し独走態勢を整える。【栗田成芳】



